言葉 15
 考えてもみよう。人間は絶えず何事かを心で思っている。そしてその思考はどうして生まれるのか。
 それは万物の根源である「ただ一つの気」が、人間の心の中にはいって「観念」となり、その観念が「思考」となる。そしてその思考が、一方において行動となって現われ、一方において言葉となって現われる。この否定しがたい事実から推論すれば、言葉というものは、思考が結集し、それを表現するために出来たものである。ただ単に、口から出す言葉だけでなく、文字を書く場合もそうである。思い方考え方が、言葉となって現われて、あるいは文字、あるいは言語になったりして、人間同士がお互いに気持ちを理解し合うようになっているのである。
 さらにそれが、我々の生命に、直接的な影響を与えるということを考えたならば、言葉には人生を善くも悪くもする力がある。創造の力というものが厳として存在しているのである!
 少なくともこういう真理を悟ったら、我々の住む世界をもっと清く尊いものにする心がけを実行に移さなきゃだめだ、というようなことがわかったら、今からさあ、たとえ冗談口聞くときでも、その冗談口の中にかりそめならず、消極的なことがあってはいけないってことを気をつけなきゃいかん。
 言葉の誦句
「私は今後かりそめにも、我が舌に悪を語らせまい。
 否、一々我が言葉に注意しよう。
 同時に今後私は もはや自分の境遇や仕事を、消極的な言語や、悲観的な言語で、批判するような言葉は使うまい。
 終始、楽観と歓喜と、輝く希望と溌剌たる勇気と、平和に満ちた言葉でのみ活きよう。
 そして、宇宙霊の有する無限の力を我が生命に受け入れて、その無限の力で自分の人生を建設しよう。」


          




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