
言葉 13
たとえば、体の悪いときに、「ここが疲れた」とか、「ここが痛い」とか、「ここが悩ましい」とかいう。いうのは構わないが、それは感じなのであるから、逆に言ったら嘘になる。たとえば頭が痛いときに「頭が痛いか」、「いいえ痛くありません」。耳が痛いときに「痛くないか」、「いいえ痛くありません」。これは嘘である。
痛いのは痛いでよろしい。けれどもそのあとがいけないのだ。あなた方は「痛くてしようがない」とか、「どうにも死にそうだ」とか、「もう駄目だ」という。それがいけないのだ。
そしてそれをあなた方は、さらに理屈をつけて消極的言葉をわざわざいう。
「痛くてどうにもしようがないから、痛くてどうにもしようがないというんじゃありませんか」
という。
痛くてどうにもしようがない、といって、どうにかしようがあるか。よく考えてごらん。
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